「ダフるならボールを右」は逆効果!? 正しい位置を決める基準とは
2026/08/15
右に置くほど逆にダフる理由
ダフるなら「ボール位置を右に」といわれる理由は、スイングの最下点より手前でインパクトしやすくなるからです。しかし、やみくもにボール位置を右にしたり、自分のスイング傾向を確認せず定説を鵜呑みにしたりすると、「逆にダフる」ことさえあります。 【写真】ロフトを立てた構えで失敗する人が多い! これが正しく構えてヘッドを上から見た時の景色です
まずボール位置を決めるには、自分のスイングの最下点がどこにあるのか、おおよそ確認しておく必要があります。基本的なスイングをした場合、最下点は左胸の下あたりに来るのが一般的です。つまり、スタンスに対してではなく、上半身(肩幅)に対してスイングの最下点とボール位置を決めるべきなのです。 加えて、ゴルファーによってリリースポイントには個人差があるため、実際にスイングしたうえで微調整する方が実践的です。
最下点よりボール位置が右過ぎるとトップしやすい。さらにインパクト時にロフトが立ち過ぎるため「反射的に」ボールを上げようとしてダフってしまうこともある
例えばアプローチの場合、狭いスタンスに対して上半身がどこにあるかによって、スイングの最下点より少し手前でインパクトできるボール位置は変わります。「スタンスの真ん中より右」といった基準だけでは、適切なボール位置にならないことも知っておく必要があります。
ダウンブローを意識してもダフる人の特徴
要するに、インパクトで「ダウンブロー」になっていれば、基本的に大きなダフリやトップは出にくいはずです。しかし、「スイング途中の形」ばかりを意識してしまい、肝心のインパクトがおろそかになっているアマチュアも目にします。
スイングの途中の形ではなく、インパクト時のダウンブローをチェックする
入射角は言うまでもなく、あくまで「インパクト時」のヘッド軌道です。ダウンスイングでコックを意識しても、手首を固めても、ボールの手前でヘッドが地面に落ちてしまってはダウンブローにはなりません。 「スイング途中の形」を細かく気にするより、クラブヘッドがボールの手前で落ちないように注意してスイングする。それだけでもダフリを減らすことにつながります。
思ったよりもソールは滑らない
スイングの最下点付近でインパクトするレベルブロー。フェアウェイウッドやユーティリティーなどでよく使われる「ソールを滑らせる」というイメージを勘違いしているアマチュアも多く見られます。 事実を先に言ってしまうと、そこまで「手前から」ではソールは滑りません。ボールよりかなり手前からソールを地面に滑らせようとすれば、ダフったりアッパーブローになったりするだけです。ムリやりボールに当てたとしても、十分な高さや飛距離は望めません。
スイングの最下点でインパクトするレベルブローでは、ソールが「地面をコスる」感触がある
スイングの最下点付近でインパクトするレベルブローでは、ほぼボールに当たるのと同時に、ソールが「地面をコスる」感触が手に伝わります。つまり、ソールが滑るのはボールのかなり手前からではなく、インパクト付近なのです。 この感触を素振りで確かめれば、自分のスイングの最下点がどこにあるのかを確認できます。それが分かれば、ボールをどこに置けばダウンブローでインパクトしやすいのかも見えてくるはずです。



