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「スライス」と「チーピン」という最悪の二刀流なんですが… 両方出る人はどうやって直すべきなの?

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「スライス」と「チーピン」という最悪の二刀流なんですが… 両方出る人はどうやって直すべきなの?

「スライス」と「チーピン」という最悪の二刀流なんですが… 両方出る人はどうやって直すべきなの?

2025/07/30

スライスばっかりだったのに突然チーピンが出る原因

 アマチュアの7割以上がビギナーのころに悩まされるのが、大きく右に曲がってしまうスライス。練習を積み重ねてボールをつかまえる努力を行っていくと、徐々に真っすぐ飛ぶようになってきます。 【動画】スライスとチーピンの最悪な二刀流になる原因と修正方法

 

スライスが直ったと思ったら今度はチーピン。両方出るのはナゼなのか

 しかしある日から突然、左に大きく曲がるチーピンが出るようになってしまうことがあります。中にはスライスもチーピンも出るカオス状態に陥ってしまうゴルファーも。こんなとき、どうすれば直せるのでしょうか。  スライスばかり出ていたころは、アウトサイドインのいわゆるカット軌道に加えて、インパクトでフェースが開いてしまう振り遅れになっています。そこで何とかボールをつかまえるために、アドレスまたはインパクトで「フェース閉じる」ことを習得するのが最初の対処方法でしょう  この対処ではフェースを閉じる具合とカット軌道のバランスがうまく取れて、「計算できる範囲のスライス」でナイスショットがしばらくの間は続くことがあります。

 

カット軌道でスイングするとフェースが開きやすくなりスライスが出るが、フェースを閉じてインパクトすると打ち出し直後から左に飛び出し、さらにフックするチーピンになってしまうこともある

 しかしカット軌道のままフェースだけを閉じていると、本来の目標方向に対してフェース面が左を向いた状態でインパクトしていることになります。正しいインパクトは、インサイドアウト軌道(あるいはインサイドイン軌道)で、フェース面の向きは目標に対してスクエアが基本ですから、「計算できる範囲のスライス」は悪い2つの動きがかけ合わさって、たまたまナイスショットになっているだけともいえるのです。

フェースの開閉を手先でやるとスライスとチーピンの両方が出る

 トップでは開いているフェースを閉じるために、ダウンスイング前半ではカット軌道になる傾向があり、それがスライスの要因といえます。

 

ダウンスイング前半で手とヘッドが直線的にボールに向かってしまう「シャフトが立ったアウトサイドイン」では、フェースが開いてのスライス、またはフェースが閉じる&ヒールに当たるチーピンのどちらも出てしまう

 しかし何とかスライスをなくそうとするためにダウンスイングの途中からフェースを閉じる修正を行った結果、インパクトでのフェースの閉じ加減によってスライスもチーピンも出るようになってしまいます。  インパクト時のカット軌道の方向を基準にしてフェースが開いていればスライス、閉じていればチーピンが出てしまうのです。  つまり手先によるフェースターン(手首の返し)で、いわばその場しのぎのフェースの開閉調整をやめ、インパクト時のフェース向きを決めてスイングすることが重要になります。そうすれば結果としてボールを打ち出す方向が定まり、徐々に軌道を直せるようになるのです。

 

フォームを意識する前に打ち出し方向と軌道をチェック

 基本的に左に大きく曲がるチーピンは、打ち出し方向から左に出てさらに左に曲がる弾道。まずはインパクト時のフェース向きが閉じないようにするだけで防ぐことができます。  これだけではスライスしてしまうカット軌道のままなので、スライスと付き合いながら徐々にカット軌道からややインサイドアウト軌道に修正していくプロセスをたどればいいのです。

 

ダウンスイングで「ヘッドを手元よりも後ろ」かつ「フェースが空を向かない」ようにすると、インパクトでフェースが真っすぐ当たり、打ち出し方向が左右にブレづらくなる

 スイングを修正するのはいいことですが、見た目の形ばかりに意識を向けず、インパクトを中心に小さい振り幅からだんだんスイングを大きくしていく修正方法のほうショットを改善しやすいです。  インパクト時のヘッドを観察しながら、そこを通るのに都合のいいスイングを目指していけば、いちいち体勢を気にしなくてもスイングは変わっていきます。スイングはきれいじゃないのにショットの方向性がいいゴルファーに共通しているのは、インパクトのクラブの通り道がいいからなのです。

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