全てのTシリーズアイアンと組み合わせの相性抜群!タイトリスト「T250・U」「U・505」ユーティリティアイアン 【筒康博の解説コラム】
2025/07/14
NEW T250と同じ構造とテクノロジーを採用した「T250・U」ユーティリティアイアン
EW T250アイアンと同じ構造・テクノロジー・ロフト設計を採用した「T250・U」は#2(18°)#3(20°)#4(22°)がラインナップ 【FITTING】
ややコンパクトなヘッドシルエットでTシリーズアイアンとのコンビネーションも抜群 【FITTING】
タイトリストから新発売される「T250・U」「505・U」ユーティリティアイアンを発売前に試打させていただきました。
PGAツアーで圧倒的な使用率を誇るタイトリストのアイアン型UTというだけで、何となく「強弾道だけどパワーがないとボールが上がらない」「ミート率が高い上級者じゃないと使えない」固定概念やイメージがある人もいるかも知れませんが「高弾道」「安定したスピード」「最大限の許容性」をテーマに作られたクラブ。
普通ヘッドスピードの僕でも普通にこう弾道のショットを打つ事が出来ました。
「T250・U」ユーティリティアイアンは、このカテゴリーのクラブとしてはどちらかと言うとコンパクトでヘッド長さも短か目。
試打クラブはカーボンシャフトでしたが、#4(22°)なら使用アイアンセットと同じシャフトを装着しても全く難しさを感じずロングショットが打てそうです。
また、新T250と同じ構造だけでなくロフト設計も同じなのでアイアンセットとブレンドも自然にセッティング出来ます。
アドレスビューもスッキリしてカッコイイです。
高い初速性能と弾道高さはもちろん、地面からのショットでもミスヒットに対する寛容性の高さと操作性のバランスを実感 【FITTING】
圧倒的な寛容性「505・U」は#1〜4ラインナップ&番手別設計
#1(16°)#2(18°)#3(20°)#4(22°)がラインナップされた「505・U」ユーティリティアイアン 【FITTING】
番手が上がるほどソール幅が狭くフェース高が高くなる番手別設計のミッドサイズ(写真は#4) 【FITTING】
「505・U」ユーティリティアイアンは、#1〜4がラインナップされたミッドサイズのアイアン型UT。
ティーショットがメインの#1(16°)からロフトが増える番手になるほどセカンドショット時にも許容性を持たせたソール幅とフェース高さになっています。
フェース面にバルヂとロールがあるフェアウェイウッドやハイブリッドの弱点は、打点によって左右上下の打ち出し方向にばらつきが出てしまう事。
その点、フェース面が平らなアイアン型ユーティリティはインパクト通りのライン出しが可能。
「505・U」ユーティリティアイアンをドライビングクラブとしてバッグインするなら、狭くて短いパー4のティーショットや220ヤードを超えるタイトなパー3で使いたくなります。
新T350アイアンに非常に近しい飛距離性能と弾道特性を持ったクラブなので、Tシリーズアイアンのロングアイアンとしても方向性重視のハイブリッドとしても魅力的なモデルです。
こちらは大きな許容性と飛距離性能を活かせるカーボンシャフト装着が良さそうな気がします。